× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 本日の更新 別館:グレルク中編にいっこ。三話完結にするつもり。 よし、午後からでもいけたぞ! この調子で頑張ろう コタロウです、今日和 今日は生憎の雨で御座いまして だぼだぼのズボンをはいておりますコタロウには大ダメージでありました 濡れてるガビーン的な感じで まぁ生きながらえましたけれども そうそう、今までに確認されたブログへのブクマの方 全員から連絡を頂きました あぁ、申し訳ありません……そしてありがとうございました あとはどうにか沈静化を待つだけでごいす 今日は何故か気分的にこじゅまさりたかったんで こじゅまさりました ネコムネです よろしく Yeah!!! 猫耳と猫尻尾な筆頭……すっかり趣味に走りました
--------------------------------------------------------
「こじゅ」 「なんですか、政宗様?……ッ!」 「い、一体どうなさったのです!」 「しらにゃ~よ。起きたらこんなんなってたんだ」 「し、しかし……」 「つべこべうるせー」 政宗様に、耳と尻尾が生えていた。 ・波乱万丈・ 「……小十郎には、理解しかねますが……何かの遊びですか」 「遊びじゃにゃぁ。困ってんだ」 目の前にいる、政宗様は……殆ど通常とかわりは無いのだ。 きっと、着物の下に隠れている身体も、変わりは無いのだろう。 しかし……不機嫌そうにふせられている耳は、紛れもなく猫のもの。 そしていらだったように、ぱしんぱしんと畳を打っているのは、政宗様の手ではなくて尻尾。 黒くてつややかな長い尻尾が、ぱしんぱしんと動いているのだ。 思わず眩暈がした。 「こじゅ?」 「……とりあえず、誰か信頼の置けるものを呼びましょう」 「そーだにゃ。じゃ、綱元と成実呼んで来い」 「はっ」 出来るだけ冷静を装って、俺は政宗様の部屋を出て、そして襖を閉めた。 ……脂汗が出ている。心臓が痛いくらいに脈打っているのも分かる。 一体何がどうなって、政宗様があのようなお姿になってしまったのだろう。 ……かわいらしいこと、この上ない。 「なーにしてんの、小十郎」 「ッ!」 突然声を掛けられてびくりとして後ろを見ると、悪びれない様子で笑っている成実がいた。 丁度いいところにあらわれてくれやがる。 ……だが、後ろから人を驚かすというのはいただけんな。 「わはは、びっくりしてやんの。で、何やってんの?顔超真っ赤だけど」 「……なんでもない。それよりも成実、綱元を知らないか」 「綱元?あぁ、なんでも城下の視察だかで、いないぜ」 「そうか……」 成実はいても、一番居て欲しい綱元がいないというのは苦しいものがある。 寧ろ成実は居なくても良いのだが、綱元には居て欲しいのだ。 俺よりも一回り年上の綱元の方が、沢山物事を知って居るからな。 「綱ちゃんいないと出来ない何かでもあんの?」 「いや、しかしこれは急を要することだからな……」 「そ。じゃ、俺が行ってきてやるよ。梵絡みだろ」 「出来るだけ早く頼むぞ」 「おー。その代わり、俺も混ぜて」 「心配せずとも、政宗様からお前も呼びつけられている」 「よっし、じゃあ行ってくる」 成実は政宗様に呼ばれていると知った瞬間に、思い切りのいい笑顔で笑った。 そして廊下を猛スピードで走っていった。 あの調子なら、一刻半も待たずに綱元は帰ってくるだろう。 ------------------------------------------------------------------ 久々にこじゅまさった気がする……笑 これ続きそうな予感(笑 PR この記事にコメントする
|