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夢小説かきたい欲が高まります。
最終幻想等RPG→乙女系→戦い系というゲーム遍歴をたどっているので、 必然的に乙女系、好きになっちゃうんですよね~。 今日は女主兼さん夢なので苦手な方は見ちゃだめよん。 夕暮れ時、取り込んだ洗濯物をたたんでいた。 今日はとてもいいお天気で、しっかり乾いた洗濯物からはお日様の香りがする。 澄んだ空に沈んでいく夕日がとてもきれい。 「どうかしたのか?」 「あ、兼さん」 「あんたもそう呼ぶのかよ。堀川じゃないんだから、別の呼び方してもいいんだぜ」 「兼さんは兼さんじゃない。じゃ、なんて呼んでほしい?」 男士たちの着物をたたみながら問いかけると、縁側に座った兼さんは、ウッ、と声を詰まらせた。 きっと特に思いついてはいないんだろうけど、わたしの近侍だから特別な呼び方にしてもいいんじゃないか、くらいの気持ちはありそうな気がする。 「じゃあ、呼んでみようか」 「おう」 「兼定」 「おう」 「兼ちゃん」 「ちゃ……」 「兼さま」 「お、それいいね」 兼さま。なんだかアイドルみたいな呼び方ね。 兼さん本人がそう呼ばれたいならそうしてあげようかな。 粟田口の子たちのジャージをたたみながら、思い出したように「兼さま」と呼んでみた。 「……」 「……兼さん?」 「ん?」 「もう。兼さまって呼んでも返事ないじゃない」 「あっ!呼ばれ慣れないから気づかなかったぜ」 へへ、と困ったみたいに頭をかいて、兼さんは笑う。 やっぱり「兼さま」って手の届かないアイドルみたいな呼び方より、いつもそばにいてくれる「兼さん」のほうがいいな。 「やっぱりあんたから呼ばれるの、”兼さん”のほうがしっくりくるな」 「じゃ、今まで通りに呼ぶね。”兼さん”」 「おう。洗濯物運ぶの手伝うぜ」 「ありがとう。じゃ、強くてカッコイイ近侍の兼さんにお願いするね」 「任せとけ~!強くてカッコイイ俺が主命を果たすところ、見ていてくれよ」 「もちろん!」 和泉守兼定+女審神者 PR この記事にコメントする
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